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紀子はなぜ西と結婚したのか

紀子は、心の底から西を愛していたようには見えませんでしたが、なぜ西と結婚したのでしょうか?結婚式でのジョーへの視線は冷たく見えました。
(岡達さんからいただいた質問です)


紀子は何度も丈を遊び(デート)に誘いましたが、丈はボクシングやボクシングの相手にしか興味を示しませんでした。これが一番の大きな理由だと思います。

また、公園や川辺を散歩した際に、ボクシングを辞めて、普通の幸せな人生を歩むことに対して質問しましたが、これも丈には無関心でした。この日を境に、紀子の丈に対する態度が変化したので、ついに丈のことをあきらめたのだと思います。

一方西は、林商店のことも、紀子のことも、紀子の両親のことも、現実的なことも、将来的なことも、よく理解している人だったと思います。

つまり、「性的、人間的に惹かれたのは丈だったが、夫として良いのは西だった」、これが紀子の選択だったのではないでしょうか。


また、丈の側から結婚相手を考えてみても、女性がボクシング以上の存在ではなかったというのは、確かだと思います。

ボクシングを辞めた後で丈が結婚したとしても、私には相手が葉子以外に考えられません。ボクシングをさせようとしたか、辞めさせようとしたかが、葉子と紀子の違いあり、丈にとってはこれが絶対的な条件だったと思います。


ただ、岡達さんが指摘されたように、結婚式での丈に対する紀子の視線は、いくつもの感情を想像させます。

私は「あなたはボクシングと心中すればいいわ」というのがあの描写の意味だと思いますが、そもそも感情というのは、同時に複数存在するものなので、色々な想像が許容されると思います。

あの視線に対する皆さんのご想像をお聞かせください。恐らく、それらの全てが正解だと思います。
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