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紀子はなぜ西と結婚したのか

紀子は、心の底から西を愛していたようには見えませんでしたが、なぜ西と結婚したのでしょうか?結婚式でのジョーへの視線は冷たく見えました。
(岡達さんからいただいた質問です)


紀子は何度も丈を遊び(デート)に誘いましたが、丈はボクシングやボクシングの相手にしか興味を示しませんでした。これが一番の大きな理由だと思います。

また、公園や川辺を散歩した際に、ボクシングを辞めて、普通の幸せな人生を歩むことに対して質問しましたが、これも丈には無関心でした。この日を境に、紀子の丈に対する態度が変化したので、ついに丈のことをあきらめたのだと思います。

一方西は、林商店のことも、紀子のことも、紀子の両親のことも、現実的なことも、将来的なことも、よく理解している人だったと思います。

つまり、「性的、人間的に惹かれたのは丈だったが、夫として良いのは西だった」、これが紀子の選択だったのではないでしょうか。


また、丈の側から結婚相手を考えてみても、女性がボクシング以上の存在ではなかったというのは、確かだと思います。

ボクシングを辞めた後で丈が結婚したとしても、私には相手が葉子以外に考えられません。ボクシングをさせようとしたか、辞めさせようとしたかが、葉子と紀子の違いあり、丈にとってはこれが絶対的な条件だったと思います。


ただ、岡達さんが指摘されたように、結婚式での丈に対する紀子の視線は、いくつもの感情を想像させます。

私は「あなたはボクシングと心中すればいいわ」というのがあの描写の意味だと思いますが、そもそも感情というのは、同時に複数存在するものなので、色々な想像が許容されると思います。

あの視線に対する皆さんのご想像をお聞かせください。恐らく、それらの全てが正解だと思います。

コメント

選択肢は「結婚しかない時代」

この時代、女の選択肢は「結婚」以外ありませんでした。現代と比較しますと、とても悲惨な女性差別がありました。
丈が篤くボクシングを語り「真っ白な灰だけが残るんだ」と言ったシーンで、付いて行けないと思ったのだと思います。
出来る事なら、丈にボクシングを止めて、自分の家業を共に歩んで欲しかったのが本心だと思います。それが可能でなかったので西が安全だと計算したのでしょう・・・。

紀子の気持ち

私が、紀子の気持ちはこうであって欲しいと願っていることですが・・・。
結婚式での紀子の冷たい目線は、ジョーに対してではなく、好きな人を愛しきれなかった自分の内面に対する悲しい自負の目だった様に思います。
ジョーの言う、一瞬にせよ燃え上がり真っ白な灰になった青春ではなく、一般的な青春、つまり、どこかで保守的理屈的な青春を送り、ジョーへの思いに対する燃えカスが残った=負い目が残ったといいますか、そして、結婚式の日で変わらないジョーを目の前で、負い目をさらしている様な辛い気持ちだったのではないかと、女性の立場としてそう思いました。
決して、ジョーを責める目であって欲しくないと願う私の気持ちも入っていますが、紀子はきっと自分を責めていたのではないかと、ジョーに対する思い、自分の不完全燃焼の青春など、自分を見つめていた目であって欲しいと思っております

紀ちゃんの気持ちもわかる

たしかにジョーは男としてその生き方には最高に魅力はあります。当然女性にもその魅力はわかるでしょう。でもそこに恋愛もしくは結婚相手のことがみじんも入りこむ余地がないとしたら女性としてはどうでしょう?気持ちが引くのは当然です。ジョーは漫画のヒーローなのであれでよいのですが紀ちゃんは極めて普通の女性の代表として描かれている、そういうことでしょう。現実としては西のような男を好きになるのは自然のことですがジョーを引き立てるため 西への愛情はかなり薄い感じで描かれてましたね。

普通に引くと思う

ジョーがアニメのヒーローということを一先ず置くとしたら・・現実世界で考えて、年がら年中ボクシング(仕事)のことで頭が一杯みたいな男は美化なしに普通に嫌われるはずです。逆の立場になってみて下さいよ、よくわかります。ですから西との結婚は妥協の象徴、割り切りみたいに思われてますがそういうことでもないと思います。性的には・・とか 結婚相手としては・・とか 人間そんなに合理的な生き物ではないです。

「紀ちゃん」と同じ名前です、偶然。

だから、”紀ちゃん”には思いいれみたいなものもありますが…。

紀ちゃんと葉子さん、2人の女性の決定的な違いは、「立ち位置」。

紀ちゃんには「生活」があって、葉子さんには生活を考えなくてはよい財力がある。

どちらも、ジョーの事を本当に好きだったのだとは思うのですが、最終最後の時にパンチドランカーなのを知ってそれでも試合をまっとうすることを望んだのは葉子なような気がします。
紀ちゃんも葉子も基本的に優しい人なのでしょうが、
その優しさのベクトルが少し違うのかもしれません。

紀ちゃんは、生活があって、それを逸脱することはできないし、しない人なのでしょう。
だから、ジョーのことをある程度理解できてはいても、生涯の伴侶にはできなかった。
何故なら、生活があるから。その生活と伴侶を切り離せて考えるほどの余裕はないから。

私は女性として、どちらの女性の気持ちもわかります。
どちらも辛いでしょうから。

ジョーと紀子は住む世界が違かった。

私の中ではこれが一番の答えですね。葉子は自らがボクシングと携わる仕事をしているから、葉子のほうがジョーの住む世界に近かった印象ですね。

でも、私はジョーと紀ちゃんのカップル大好きでした。紀ちゃんが(子供たちも)いなかったらもっと殺伐とした漫画になっていたと思います。ジョーが「紀ちゃん」と呼びかけるシーンなどはほほえましいというかジョーのおだやかな一面がみることができました。
紀ちゃんの結婚式でのあの表情は私にはせつなさやさみしさというものがものすごく感じられました。ジョーとのデートからだんだんと想いは薄まり、紀ちゃんが髪を切っていた時点ではもうジョーへの想いはかなり断ち切っていたと思います。でも結婚式の時まだ完全には捨て切れていないというのが印象的でした。複雑な想いですよね。きっと
紀ちゃんは西と幸せな結婚生活を送っただろうなと思います。

紀ちゃんもまた青春をあきらめた才女

紀ちゃんだってもし何でもすきなことやっていい立場で育っていたらなら、丈を最後まで支えたことだと思います。

あの結婚式の表情は「最後まで気のない素振で冷たくしてくれてありがとうね。でも実際はどの程度わたしのこと好きだったの?自分のしたいことをしたいだけして・・・あーあ‥せつないわー うらむわー なんかだんだん腹立ってきた‥」という感情が意識の奥底で渦巻いて発酵しかけて泡になって、一瞬表面に昇ってしまって、出てしまったんだと思います。

もちろん、私の書いた駄文な感情以外にもいろんな繊細な思いが、紀ちゃんに笑顔を作ることの足かせになってるんでしょうね。


好きで、けなげに頑張ってたのに振り向いてもらえなかった男に対する、思いの区切りをつけた女性の表情ですよね。

自分の感情を殺して、悪い言い方をすれば打算でしたたかなって意味では、葉子や丈よりも一枚上手なのが紀ちゃん。

紀ちゃんも燃えるような青春をしてみたかったのではないでしょうか。。。
林屋の娘としてお店の手伝いに忙しかった紀ちゃんは、ディスコでさわぐことも仲間とバカ騒ぎすることもなかったでしょう。

「ボクシングやめたら 矢吹君」と言える強い紀ちゃん。
「同じ年頃の若者が~なんたら~」と、世間一般の若者と丈とそして自分とを一線を画してる、頭のいい紀ちゃん。

西よ
どーか、うんと紀ちゃんを幸せにしてやってくれ。と願うばかりです。

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